7月27日付朝日朝刊の読者の「声」欄にギャップイヤー待望論登場!   

 読者の「声」欄の「大学生にもっと自由与えては」という見出しに目が留まった。50歳代の非常勤講師の方の提案だ。大学4年生の娘さんが、ご多聞にもれず授業より就活を優先させる日々で、1年経ってしまったという。娘さんの海外の友人は少し事情が違い、米国では大学入学前に関心ある業界で実習や助手をし、それを大学側が入学後単位認定する。高校時代もボランティアや部活で生活は充実している。英国の友人は1年目は大学へ行かず、アルバイトでお金をため、海外旅行する。


 言葉にはないが、お気づきのように、明らかに「ギャップイヤー」のことを指している。そして、こう続く。
 日本では、多額のお金と時間をかけて大学に入り、2年半で今度は就職の危機感あおられ、就活に入る(いつも書いて恐縮だが、マッチポンプの就職産業や、それをあおるだけのマスメディアなら「百害あって一利なし」!)。社会全体が若者に均一の価値観を植え付け、均一コースを歩ませて、それなら日本の競争力低下は続くだけといった内容だ。


 最後に提案はこう結ぶ。「若者が好きな勉強やいろいろなことに挑戦できる社会にならないものでしょうか」


 私は、この投稿者に全く同感なので、コンタクトを取って、JGAPの公式ウェブサイトを観て欲しいと強く感じた。 もう一つは、まだまだ「ギャップイヤー」という言葉は知られていないとも感じ、JGAPとしても一層啓発に努める必要性を感じた。


 一方、毎日小学生新聞の7月4日付で、「ニュースのことば」で、実はギャップイヤーが紹介されている。私立有名中学受験を目指す児童達が知るべき言葉として選ばれたということになる。以下引用だが、ひらがな併記の文字が多いため、さすがにおとなには読みにくいと考え、漢字だけにしている。


 高校卒業後から大学入学までの空いた期間ことです。「隙間」を英語で「ギャップ」ということから、こう呼びます。イギリスでは、高校の卒業から翌年の大学入学までが16か月間あり、海外留学やボランティア活動など、大学だの教育では得えられない社会経験を積つむ期間として定着しています。
 日本では国際教養大学(秋田市)など一部の大学が導入していますが、あまり知しられていません。東大では、学生の質の向上につながると期待しています。


 これを読んだ児童達が大学に入学する頃には、JGAPのビジョンである「大学生の誰もが、希望すればギャップイヤーを利用できる国」になっていれば、男子の本懐である。
[PR]

by krisyoyogi | 2011-07-27 23:01

<< 清水康之さん(ライフリンク代表... 朝日新聞「ニッポン前へ委員会」... >>